ミテルス と トキアカス

パーフェクトロン + 早川尚志
(PERFEKTRON + HAYAKAWA Hisashi)

Museum STEAM GALLERY ミテルス と トキアカス

Overview

作品概要

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私たちは、過去の出来事をどのように読み解くのでしょうか?
ひとつの出来事には異なる視点の記録が残り、それをつなぐことで全貌が浮かび上がります。
この作品では、あなたの行動を観測者が書きとめ、解読者がその断片を組み立てて出来事を復元していきます。
集められた記録からどのように事実を導き出すのか。
ぜひ、その過程を体験してください。

アーティストと研究者について

パーフェクトロン(PERFEKTRON) Artist

肩書き:
・クワクボリョウタ
メディア・アーティスト/情報科学芸術大学院大学[IAMAS]教授

肩書き:
・山口レイコ
クリエーター/女子美術大学 特任教授

プロフィール文章:
日常に潜むルールや興味深い現象を、自由形の作品に変換する生活と実験のアートユニット。
映像、アニメーション、ガジェット、インスタレーションなど、好奇心のためには手段を選ばない。NHK Eテレ『デザインあ』の映像コンテンツや展覧会の構成、展示作品「ごちゃまぜ文庫」や「歯車になる」などを手掛ける。ほかに四脚で立ち上がる謎の紙生物「カミブリアン」、左右の鼻息の強さを比較する「ノーズパスファインダー」など。スローガンは「なんでわざわざをカタチに」

略歴:
2012年 『ひかり・くうかん じっけんしつ』(NTT ICC)個展
2015年 『単位展』(21_21 DESIGN SIGHT)出展
2018年 『デザインあ展』(富山県美術館)展示構成ほか
2019年 『ビジョナリーキャンプ』(日本科学未来館)チーム制作ディレクション
2022年 『紙工視点』(SUPER PAPER MARKET)出展

早川尚志(HAYAKAWA Hisashi) Researcher

肩書:名古屋大学 宇宙地球環境研究所
超学際ネットワーク形成推進室 助教

プロフィール文章:
太陽地球物理学と宇宙天気、環境史の専門家。研究は、歴史文献を用い、過去の太陽嵐や太陽活動の規模、長期変動などの復元、地球への影響の推定に焦点を当てている。英国での在外研究を含む国際的な共同研究を通じ、太陽嵐、太陽活動に関する歴史文献とアナログ観測記録の収集と分析を行い、現代科学の知見を太陽地球環境の極限状態まで拡大している。

略歴:
2017年 京都大学 文学研究科 修士課程修了
2018年〜 英国ラザフォード・アップルトン研究所
客員研究員
2020年 大阪大学 文学研究科 博士課程修了
(博士号(文学)を取得)
2020年 京都大学 理学研究科
論文博士号(理学)を取得
2020年 名古屋大学 YLC特任助教 就任

Credits

作品クレジット

コンセプト:パーフェクトロン / 早川尚志
什器設計:冨田大基(FOLT)