過去の採択テーマ
2026年4月採択

平岩 なおこ
子どもが好む色・遊び・キャラクター・形を手がかりに、人との関わり方や感情の傾向を読み解き言語化する試み【感覚翻訳】。東洋医学の五行思想を基に、感覚や空気を翻訳することで言葉以外のコミュニケーション理解を促進し、互いの違いを尊重できる関係性を育む教育支援プロジェクト。
色という身近な手がかりから、人の状態や対話の糸口を探ろうとする視点に可能性を感じました。東洋医学を参照しつつも実体験から問いを立てる姿勢は、領域を越えた探究へと広がっていく可能性を感じます。日常のコミュニケーションに新たな気づきをもたらす試みとして育つことを期待しています。
2026年4月採択

桑原 結子
私は「インクのにじみ」や「木漏れ日」、曖昧な言葉のやり取りのような、捉えにくいものに強く惹かれます。曖昧さは感じ方が個人に左右されやすく、デザインとは相性が悪いとも言われます。曖昧なものを曖昧なまま受け入れる心地よさを、多様な人にとって説得力のある形で表現するデザインを研究したいと考えています。
捉えどころのない「あいまい」を分析し、説得力のある表現の形を見つけ出すプロセスが非常に楽しみです。様々な背景を持った人が集まるComoNeだからこそ得られるデータがあるはず。「あいまい」だからこそ問いを立てたり、事例収集することは容易ではないと思いますが、様々な角度で試作・実践に挑戦してください。
2026年4月採択

金子 淳平
私たちは、音を掴むことができない。音はカタチを変えて、私たちの周りを漂っている。記憶も同じだ。 放っておけば薄れてしまう記憶も、何かの拍子で鮮明に蘇ることがある。自分も、自分を囲むこの街も、絶えず姿を変えていく。 私はComoNeで、対話を通して「記憶としての音」をアーカイブする場を提案する。
私も鳥の声や学校のチャイム、雑音、音楽など、街で聞く一つ一つの音からふいに何かを思い出すことがあります。良い思い出もあれば、良くない思い出もあったり…。確かに、音って輪郭がなく漂っているなと思います。そんな“個人の音”を媒介してコミュニケーションを取るというのが新鮮で、面白い気づきや発見が生まれる事を期待しています。
2026年4月採択

間宮 千晴
「包」という字に「己」があるように、自分の経験や感情を具材にして「包む」、食のワークショップを行います。地域飲食店と連携し、店主の物語と参加者の内省を重ね合わせ、そのプロセスを「包むレシピ」として冊子に記録します。自分と飲食店を深く知る、新しい交流の形を考えていきます。
発想や着眼点が興味深いです。"漢字の「包」の中に「己(おのれ≒自分自身)」がいる"というのは考えもしなかったです。食体験は言語を超えた表現の世界でもあります。既存のWSに収まらず、1人でも多くの人が己を見つめ直すきっかけの場となることを願っています。
2026年4月採択

佐藤 雅義
みんなで育てる動画版タイムカプセル【「時間」というクッションがあれば、人はもっと素直になれる】 近すぎて言えない『ありがとう』『愛してる』、カメラにだったら言えるかな?動画今送るのは小っ恥ずかしい→ちょっと先ならいけそう! この世界から、あの時言えなかったを減らす!さあ、想い馳せるのだ!
「時間」というクッションを介し、素直な感情を未来へ届ける発想に可能性を感じました。即時性が前提の時代にあえて“待つ”価値を再提示する試みは、新たな文化として根づいていく可能性を秘めていると感じます。共創的に進化し続ける仕組みとして育つことを期待しています。
2026年4月採択

山岸 美紗
担い手不足で終わろうとしている地域の小さな祭礼を「どのように終え、どのように未来へ残すか」を探究するプロジェクト。口伝で受け継がれてきた祭礼の由来や内容、地域住民の思い出などを収集し、いつかまた祭りができる未来への希望を込めた記録として、「前向きに祭りをしまう方法」を模索する。
人口減少が加速度的に進んでいるのが、今の日本です。そこで重要な観点は、「ポジティブな撤退戦」です。人口増加、経済成長、建設ラッシュという全てが右肩上がり、では決してない社会です。ですが、失望する必要はないです。その変化を前向きに受け止め、考え、継承をする事が、現役世代に求められています。2100年代の日本人からみて、「善き祖先」であるべき振る舞いが出来るか否か、そのヒントがこのPJにはあると思います。
2026年4月採択

白川 譽
主に下記2つのことを行います。 1.名古屋の人々に短歌へ親しみを持ってもらうためのプロジェクト 2.「心のシャッターを切る感覚」や、感情を発露する面白さを、短歌を入り口に知ってもらうためのプロジェクト 第2弾目となる今回は、さらに手法を変えて「短歌」をアプローチしていきます!
第3期では、短歌/ Tankanと出会う場を創設することが大事でした。まずは言葉にしてみるというエクササイズが、第4期でどのように発展し、本当のコミュニティへと育っていくのか楽しみにしています。スマホで瞬間を切り取る時代だからこそ、その一瞬一瞬を言葉で紡ぐおもしろさを、私自身も体験してみたいと思いました。スタンプラリーやオリジナルTankan Noteづくりなど、何度も参加したくなる仕掛けが加われば、さらに魅力的な場になると期待しています。
2026年4月採択

徳和 貴成
生成AIを「相棒」に、子供たちが環境保護モンスターを創造し、仲間と協力して解決を目指す体験型イベントです。創造したモンスターと共に環境問題の解決に挑み、その軌跡を物語やフィギュア等に変換。オリジナルグッズを持ち帰ることで、日常で環境問題を再考する「思い出しツール」となり、学びを生活に根付かせます。
生成AIを“答え”ではなく自己表現の翼としてひらき、子どもたちが主体的に参加する点に大きな可能性を感じました。環境問題を自分ごとへと転換し、体験を日常へ持ち帰る設計は、継続的な広がりも期待できると感じています。世代を越えて波及する新しい学びのスタンダードへ育つことを願っています。
2026年4月採択

野原 かほり
私たちのフィールドは、愛知県から徒歩1歩。なのに公共交通機関でも、車でも行きにくい。不便だけど、だからこそ不揃いな個性と手触り感ある暮らしが残る“長野県根羽村”です。本PJでは「村一体型教育の「意味」」「命の循環と「食」の倫理」を提示し、ComoNe利用者の皆さんとその価値の再読・再定義を目指します。
「感覚指標『村ごこち』の正体とは何か?」ワクワクする問いです。 世界中で都市に人口が集中しています。一方で価値観を静かに転換し始めている人たちも確実に増えています。自分が生きていくために必要なことや居心地の良さとは何なのか。同じような集落は世界のあちこちに存在しています。いっそ800人がComoNeに集い、「村ごこち」を持ち寄り、分析し、未来を語り合えたら面白い。
2026年4月採択

三宅 貴大
都市の一角に土や水、落ち葉のある「小さな地球」を設け、触れる、歩く、流す、聴く行為を通して変化や痕跡を引き受ける。正解や意味づけを手放し、森でひとり静かに在る感覚=WALDEINSAMKEITを都市で試みる実践。
不確実性を土台に「都市に小さな地球をつくる」チャレンジにとても共感しています。目的地がないからこそ、綿密な思考実験を繰り返し事象が生じた因果関係を丁寧に紐解き、再現性と偶然性を表現して欲しいです。
駅から図書館までを繋ぐ通り。屋台型の展示が立ち並びます。展示を眺めながらひと休みできるソファや大階段もあります。
This is a passageway connecting the subway station to the library.
The PASSAGE will be lined with stall-type exhibits.
There are also sofas and a grand staircase where visitors can take a break while viewing the exhibits.
様々な人々が混ざり合う“ローム”と名付けられたホール。講演などに利用できる約120席のホール。大階段まで合わせて利用することもできます。
LOAM HALL is a hall named “loam” where various people mix.
It seats about 120 people and can be used for lectures and live performances.
When the number of people is large, the hall can be used together with the grand staircase.
大きな本棚とゆったりとしたソファがあるエリア。棚主として、自分のルーツとなる本を並べる本棚を作ることもできます。本を介したつながりがここから生まれます。
ROOTS BOOKS has a large bookshelf and comfortable sofas.
As a shelf owner, you can also create your own bookshelf to display your own roots books. This place allows people to interact with each other through books.
靴を脱いで過ごせるスペース。
円になって座って話してみたり、床に紙をおいてみんなで書き込んでみたり。いつもと違うスタイルが新しい想像力を引き出します。
KOAGARI is a space where you can take off your shoes.
You can sit in a circle and talk there. You also can place a piece of paper on the floor and discuss with others.
The unusual style brings out new imagination.
活動の合間に、一息つけるような軽飲食を取り扱います。
Light food and beverages will be handled so that you can take a break between activities.
60席ほどのレクチャールーム。自由に形を変えるサンド(砂)のように、さまざまな形式で開催される講座や講演に、こちらでご参加いただけます。座席は、1階に接続される階段の上に配置されています。
SAND THEATER is a lecture room with about 60 seats.
Here, visitors can participate in lectures and talks held in a variety of formats, just like sand, which changes its shape freely.
Seats are located at the top of the stairs connected to the first floor.
会員限定のコワーキングスペース。グループ活動や貸切イベント、日々の交流の場としてお使いいただけます。
Wi-Fi完備。
LOUNGE is a members-only coworking space.
It can be used for group activities, private events, and daily socializing.
Wi-Fi is available.
3Dプリンターや刺しゅうミシンなど工作機器が揃います。発表や発信をしやすくする、撮影用のブースも利用できます。
FAB SPACEの機器のうち使用方法の講習が必要な機器は、初回利用の前に講習を受ける必要があります。
FAB space is equipped with 3D printers, embroidery machines, and other crafting equipment.
A booth for filming is also available for preparing presentations and disseminating information on activities.
東海エリアにゆかりのあるアーティストと、東海国立大学機構の研究領域・技術との連携による領域横断のSTEAM作品を3点制作し、展示します。アーティストと研究者の協働により、様々な視点から未来への問いかけを可視化し、作品にして届けます。
In the GALLERY space, three interdisciplinary STEAM works will be created and exhibited in collaboration with artists associated with the Tokai area and the research areas and researchers of the Tokai National Higher Education and Research System.
もの作りを始めとした作業や複数人での会議など、個人でもグループでも利用できる空間
"ROOM" is a space that can be used by individuals or groups for work, including manufacturing, or for meetings with multiple people.
吹き抜けになっている1階から地下の様子を見渡せます。廊下のカウンター席では、個人作業をすることもできます。
The basement can be seen from the first floor, which is an atrium. Individuals can work at the counter in the hallway.
7箇所の個室はすべてガラス張りになっており、活動の様子をアピールすることができます。
BRANCH has seven private rooms.
These rooms are glass-walled, so you can show off your activities.