過去の採択テーマ
2026年7月採択

戸部遥太
AsiaLinksは、1992年以降名古屋大学が行ってきたアジア諸国の法制度の整備・法学の教育協力の歴史を再考する取組です。関係者へのインタビューを通した探求・コンテンツの更新・イベントの開催を行います。名大を代表するのに「誰も知らない」教育研究事業を「誰もが分かる」形でComoNeにて展開します。
名古屋大学で実績のある東南アジアへの法整備支援。国の基盤となる法律の整備や運用・人材育成等を支援し、誰もが安心して暮らせる国づくりの国際協力。その尊い活動の歴史をComoNeの場でオープンにして、異なる分野の方々に触れていただくことで、「果たすべき役割の再考」となること、期待しています。
2026年7月採択

井口和明/伊藤広司/服部栄子/織田真郎/鈴木秀吾
花や草木、果実の香りにふれたとき、私たちは何を自然らしいと感じるのでしょう。天然香料と合成香料を嗅ぎ比べ、香りの成分を手がかりに、自然を感じることと科学で理解することをつなげます。展示体験者の声も重ねながら、人間が自然から学び、生活に生かし、環境へ還元する科学のあり方を考えます。
感覚と科学を横断しながら自然との新しい接点を生み出している点に魅力を感じました。名古屋大学や周辺の自然体験を通じた環境理解の深化に期待しています。
2026年7月採択

高見知沙
発せられる声は時間と距離のあいだで変化する。近づけば会話として、離れれば歌のように響き、わかろうとしてもわからず、それでも消えることなくそこに在り続ける。本プロジェクトは、言語的意味が失われていくなかで、声のトーンやリズムなど非言語的要素を通じ、感情がいかに伝わるかを、ゆっくりとした対話を通して探る。
声を「伝達」ではなく「関係性の変化」として捉えた視点が印象的でした。人と人との距離感を問い直す表現としてComoneで展示した時の来場者の反応が楽しみです。
2026年7月採択

上山明子/加藤由紀子/七原真紀/ボレー・ゾエ
漆からデザイン・建築へと思想を展開した20世紀の建築家アイリーン・グレイの造形思想を手がかりに、漆・ワーロン紙・3Dプリンターを横断しながら表層と空間の関係を探る。素材と身体と空間——そこに何を見出せるのか——新たな表現の可能性に挑む。
ねのねではまだ数少ない美術のプロジェクト。漆という素材から始まり、空間そしてインスタレーションへと実績を積んでいる。パリでの展示から何を受け取り、どう表現されるのか期待が高まる。
2026年7月採択

杓谷桂子
眠くなるのになぜかまた観に行ってしまう——その理由を探ります。心拍データやAIとの対話を手がかりにしつつ、会場では来場者との出会いを大切に、ゆるく語る小さな「お能ラウンジ」も随時開催予定です。自ら大鼓組立にも挑戦しながら、わからない・難しい・つまらないと思われがちな能を新たな視点で見つめ直します。
好きなのに寝てしまう。だけどハマっているという矛盾を与えてくれている能という日本の伝統芸能。私もわからないというイメージを持っています。言語化できていない不思議な魅力を、どのように未来のために表現するか、様々な思考をめぐらしてほしいです。長年の謎、追いかけてください。
2026年7月採択

ふじかおる
「物をしまう」という何気ない行為の中で、私たちは無意識のうちに「しっくりくる」置き方を探りながら手を動かしている。 本プロジェクトでは、物を収めるときの身体感覚による探索に注目し、記録映像や体験型ワークショップを通して、普段は見過ごしがちな感覚を改めて味わい、考える機会をつくる。
古代から人はモノを作り、モノを使い、それを収めてきました。この「収める」という日常の何気ない動作に潜む感性と判断を、観察と試作を通じてひらこうとする視点に惹かれます。人とモノとの関係をあらためて考えるきっかけを生み出す企画として、ComoNeにふさわしい広がりを感じました。
2026年7月採択

村井 翔/竹岡 尚輝/中田 さくら/長田 和芭/星野 智咲
ハンカチは、携帯や財布と同じように毎日持ち歩かれる。しかし、携帯や財布と違ってハンカチだけが形を変えない。それは、与えられた仕事が"手を拭くこと"ひとつで止まっているからかもしれない。 仕事が増えれば、選ばれる場面も増え、選ばれる場面が増えれば、贈る理由も生まれる。さぁ、手を拭く以外の仕事を与えよう。
ハンカチって、そばにあるだけで、安心感を与えてくれたり緊張をほぐしてくれたり、結構役に立っているかなと思っていましたが、もっと他にも仕事できるかも?視野を広げて、ハンカチの新たな仕事探しに興味ありです。
2026年7月採択

山本綾音/町田悟/石井晴菜
人生で一度でも「あれはなんだったのだろう」という不思議な経験はないでしょうか?物陰に見えた白い影、夜空に輝く円盤、水面に浮かぶ緑のお皿…言葉でも、科学でも、誰にも解き明かせない事象。それを私たちはオカルトと呼ぶ…そんなオカルトの答えが見つかるかもしれないイベントを今夏ComoNeで開催したいです!
考古学者としてもオカルトに興味があります。それは、ただ非科学的なものとして退けられるのではなく、人が未知のものをどう受け止め、語り、共有してきたかを映し出す文化的な営みでもあります。本企画は、その「ふしぎ」を入口に、感覚と知識、遊びと学びが交差する場をつくる試みとして期待しています。
2026年7月採択

小久保典恵/窪田晴
日常の過ごし方や第三の居場所がもたらす「安心感」に着目し、人がどのように現実と適切な距離を取りながら心の安定を保っているのかを研究する。大学の卒業研究テーマである「非日常」と「夜」の二つの視点からコモネで調査を行い、多様な安心感を支える体験や環境のあり方を明らかにし、そのデザインの可能性を考察する。
私もいつも「安心」を探しているので、テーマに興味を持ちました。例えば「狭い・高い・暗い」に「危険」を感じたり、癒されるはずの森や海など自然の中にも、街の中にも発生する「危険」に怯えたり。そんな「危険」を「安心」に変換できる探求なのかな。社会の役に立ちそうで期待大です。
2026年7月採択

山口友香里
Itamina は、体と心の“痛み”をそっと置くためのプロジェクト。 痛みは理解し、理解されにくいもの。 ここは、無理に語らず、色や形など自分に合う表現で痛みを置ける場所です。 共有や解決を急がず、生まれる感覚とはどんなものなのか。 その時間を、体験してみませんか。
自分の痛みを人に伝えることも、人の痛みをわかりたい時にも、表現すること、理解することの難しさを感じた経験が私にもあります。一見、共感や、解決等を目的にするのかと思いましたがそうではなく「痛み」をひらかれた空間に「置く」ことで何が起こるか、どうComoNeに存在することになるのか楽しみにしています。
駅から図書館までを繋ぐ通り。屋台型の展示が立ち並びます。展示を眺めながらひと休みできるソファや大階段もあります。
This is a passageway connecting the subway station to the library.
The PASSAGE will be lined with stall-type exhibits.
There are also sofas and a grand staircase where visitors can take a break while viewing the exhibits.
様々な人々が混ざり合う“ローム”と名付けられたホール。講演などに利用できる約120席のホール。大階段まで合わせて利用することもできます。
LOAM HALL is a hall named “loam” where various people mix.
It seats about 120 people and can be used for lectures and live performances.
When the number of people is large, the hall can be used together with the grand staircase.
大きな本棚とゆったりとしたソファがあるエリア。棚主として、自分のルーツとなる本を並べる本棚を作ることもできます。本を介したつながりがここから生まれます。
ROOTS BOOKS has a large bookshelf and comfortable sofas.
As a shelf owner, you can also create your own bookshelf to display your own roots books. This place allows people to interact with each other through books.
靴を脱いで過ごせるスペース。
円になって座って話してみたり、床に紙をおいてみんなで書き込んでみたり。いつもと違うスタイルが新しい想像力を引き出します。
KOAGARI is a space where you can take off your shoes.
You can sit in a circle and talk there. You also can place a piece of paper on the floor and discuss with others.
The unusual style brings out new imagination.
活動の合間に、一息つけるような軽飲食を取り扱います。
Light food and beverages will be handled so that you can take a break between activities.
60席ほどのレクチャールーム。自由に形を変えるサンド(砂)のように、さまざまな形式で開催される講座や講演に、こちらでご参加いただけます。座席は、1階に接続される階段の上に配置されています。
SAND THEATER is a lecture room with about 60 seats.
Here, visitors can participate in lectures and talks held in a variety of formats, just like sand, which changes its shape freely.
Seats are located at the top of the stairs connected to the first floor.
会員限定のコワーキングスペース。グループ活動や貸切イベント、日々の交流の場としてお使いいただけます。
Wi-Fi完備。
LOUNGE is a members-only coworking space.
It can be used for group activities, private events, and daily socializing.
Wi-Fi is available.
3Dプリンターや刺しゅうミシンなど工作機器が揃います。発表や発信をしやすくする、撮影用のブースも利用できます。
FAB SPACEの機器のうち使用方法の講習が必要な機器は、初回利用の前に講習を受ける必要があります。
FAB space is equipped with 3D printers, embroidery machines, and other crafting equipment.
A booth for filming is also available for preparing presentations and disseminating information on activities.
東海エリアにゆかりのあるアーティストと、東海国立大学機構の研究領域・技術との連携による領域横断のSTEAM作品を3点制作し、展示します。アーティストと研究者の協働により、様々な視点から未来への問いかけを可視化し、作品にして届けます。
In the GALLERY space, three interdisciplinary STEAM works will be created and exhibited in collaboration with artists associated with the Tokai area and the research areas and researchers of the Tokai National Higher Education and Research System.
もの作りを始めとした作業や複数人での会議など、個人でもグループでも利用できる空間
"ROOM" is a space that can be used by individuals or groups for work, including manufacturing, or for meetings with multiple people.
吹き抜けになっている1階から地下の様子を見渡せます。廊下のカウンター席では、個人作業をすることもできます。
The basement can be seen from the first floor, which is an atrium. Individuals can work at the counter in the hallway.
7箇所の個室はすべてガラス張りになっており、活動の様子をアピールすることができます。
BRANCH has seven private rooms.
These rooms are glass-walled, so you can show off your activities.